真面目な人ほどハマる罠【筋力と回復力】

真面目に筋トレに励んでいると、どこかで成長が止まってしまったり、中々目標重量にたどり着けなくなったりしますよね?

タイトルにあるように真面目な方は、こんな時にはより一層トレーニングに打ち込んでしまうものですが、ちょっと考え変えてみませんか?っていうのが今回の記事です。

Q:筋トレすると体はどうなる?

A:疲れます

ちょっとバカっぽいQ&Aですが、事実でしょう。真面目にトレーニングに打ち込めば対象筋も疲れるし、ベンチプレスやスクワットと言った多関節種目であれば、呼吸にも疲労が表れます。

というわけでジムから帰りましょう。

Q:家から帰ってゆっくりしていたら、体はどうなるでしょうか?

A:回復していきます。

これまた当たり前ですが回復します。この回復について、前回のトレーニングよりも上回る筋力まで回復(つまり回復+成長)を超回復って呼びます。

さて、ここで問題です。

Q:筋力と回復力は常にイコールでしょうか?

A:違います

ここが、真面目な方ほどハマる罠です。

「今までは毎日スクワットできてたんですよね」という方を例にしてみます。

ジムに通い始めた頃のAさんは、自重や40Kg程度のバーベルでスクワットしてました。メニューは5回*5セットとしましょう。

そうすると、40Kg×5回×5セットで体にかかる負荷は1000キロになります。

で、これを毎日できていた頃というのは、ジムから家に帰って回復し、再びジムでスクワットするまでに1000キロ分の回復をしていたということになります。

つまり、回復力が筋力を上回っているわけです。

順調に筋力が伸びていったAさん。今やセットは95*5*5で組めるようになり、100Kgセットが目前です。

ところが今までのように毎日スクワットしても思うように体が動きません。仕方なく1日休みを挟んだら、95*5*5を余裕を持ってクリアでき、次回から念願の100Kgでセットを組めるようになりました。

Q:さて、Aさんは何故できなかった重さが扱えるようになっていたでしょう?

A:疲労が抜けた状態でトレーニングできたから

が答えです。

こうすると、Aさんの回復力が見えます。つまり、40×5×5だと24時間で回復していたけれど、95×5×5の重さでは1日で回復しきらないことを示唆します。

この回復力に関しては、中々目に見えないので実際にはどれくらいの回復力を持っているかは図りかねます。ただ、どんな人間にもやればやるだけ伸びるという時期から卒業する時がきます。

もし、ご自身の成長に陰りが見えて来たときは焦らず上記のように考えていただくと良いかもです。

 

というわけで、真面目すぎる方は体に休息入れて上げましょう。

回復力を上げる方法

せっかくなので回復力についても書いてみます。とてもシンプルですが、とても大切なことも多いので参考にしてください。

  • よく寝ましょう
  • 湯船にしっかり浸かりましょう
  • 好き嫌いせず食事しましょう
  • ストレス溜めないようにしましょう
  • 深酒辞めましょう
  • 禁煙しましょう
  • イライラしないようにしましょう

ざっくり解説いれてみます。

よく寝ましょう

睡眠不足と筋トレは相性最悪です。たまに「徹夜あけで来たわ~」みたいな方と喋りますが、集中できなくて危険極まりないし、根本的に効率悪いので帰って寝ましょう。

しっかりした睡眠は確実に体の疲れを取りますし、起きている時間の活力にも影響します。

よほどのショートスリーパーでなければ、1日8時間以上の睡眠推奨です。

お風呂に浸かりましょう

日本人のDNAですかね?私は、朝風呂習慣を付けてから怪我知らずで体の調子がとても良いです。誰にでも当てはまることでは無いでしょうけど、やっぱり湯船に浸かってゆっくりするのは良いものです。

好き嫌いしないようにしましょう

なんでも好き嫌いせず食べると大きくなるって、孤独のグルメの五郎さんが言ってました。

ストレス溜めないようにしましょう

これは中々難しいですよね~。ただ、頭に入れておくだけでちょっとした変化が起こるかも知れません。

深酒辞めましょう

深酒からの睡眠って、めっちゃ質の悪い睡眠で、体が回復しないっす。

私もお酒好きだし、ついつい飲める方なので気持ちもわかるけど、より長い飲酒人生のために深酒はしないようにしましょう。

禁煙しましょう

世の流れですなあ。肺にも良くないしね。

イライラしないようにしましょう

心理テクニックですが、これを頭に入れておくだけで、イライラは回避できます。詳細は記事にするかも

 

 

穴だらけですが、ざっくりざっくり書いてみました。回復力を上げるというよりかは、上記のことをしていないと持っている回復力が発揮できないが正しいかも知れません。いずれにしても、

  1. ジムにてトレーニングで負荷をかける
  2. ジム外で回復し成長する

を合わせて1セットなので、ジムだけの行動以外を見直すと、意外と目標達成できるかもですよ。

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